「ガラス基板」に合った工業用ガラス3選!
全てオーダーサイズで製作できます!

「オーダーガラス板.com」では、ガラス基板・液晶用ガラス・半導体用サポートガラス・ダミー基板用ガラスなど、工業用途に最適なガラスを販売しています。このページでは、当店で扱っている基板用ガラスを3つご紹介。厚みや熱膨張係数など、注文前に知っておきたい特徴、性質をまとめてご覧いただけます。
この記事のポイント
- ガラス基板用に選ばれるガラスは「無アルカリガラス」「薄板ガラス」「化学強化ガラス」
- 薄膜回路基板や研究開発用途には「無アルカリガラス」がおすすめ
- 光学用の機械、OA用機器のカバーガラス、液晶ディスプレイには「薄板ガラス」がおすすめ
- 基板、タッチパネル、光ディスク用ガラスには「化学強化ガラス」がおすすめ
ガラス基板とは、工業用の電子回路・電気回路形成に使用される、ガラス製の平面な基板を指します。一般的な透明ガラスとは異なる性質が求められ、透明性や平滑性、電気的特性などに優れたガラスが採用されます。弊社でも工業用途・研究用途として、半導体製造メーカーのお客様からガラス基板のお問い合わせをいただきます。
ガラス基板用に選ばれるガラスは、主に3種類
1. 無アルカリガラス(イーグルXG)

アルカリ酸化物の含有率を0.1%に抑えたガラス。また、ガラスの中でも特に薄い0.3ミリの厚みでのご用意も可能です。
耐熱性・平滑性に優れているため、当店では 薄膜回路基板や研究開発用途としてお求めになるお客様が多いです。
製作可能な厚み | 0.3ミリ、 0.4ミリ、 0.5ミリ、 0.7ミリ、 1.1ミリ |
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最小サイズ | 2センチ × 10センチ (22ミリ × 108ミリ) |
熱膨張係数 (0-300℃) |
31.7×10-7/℃ |
2. 薄板ガラス(ソーダライムガラス)

厚みが0.5ミリ~1.1ミリと、非常に薄いガラスです。
一般的な普通の透明ガラス(フロートガラス)とガラスの種類は同じですが、研磨することでガラス厚・平滑性・透過率の調整が可能。
光学用の機械・OA用機器のカバーガラス、液晶ディスプレイ・研究用のガラスなど、産業用素材として幅広い用途で応用されています。
製作可能な厚み | 0.3ミリ、 0.55ミリ、 0.7ミリ、1.1ミリ |
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最小サイズ | 10ミリ × 10ミリ |
熱膨張係数 (50-350℃) |
85×10-7/℃ |
3. 化学強化ガラス

化学薬品によって強度を高めたガラス。一般的な透明ガラスに比べて約5倍の強度を備えます。
基板のほか、タッチパネル・光ディスク用ガラス・イメージセンサ用のカバーガラスなどにも使用されます。
熱した硝酸カリ溶融塩の液体にガラスを入れて表面強度を高める製法のため、大量生産が可能。ロット単位でお求めいただければ、安価で手に入ります。
製作可能な厚み | 0.5ミリ、 0.55ミリ、 0.7ミリ、 1.1ミリ |
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最小サイズ | 10ミリ × 10ミリ |
熱膨張係数 (50-350℃) |
85×10-7/℃ |
厚み・形状のご要望など、お気軽にお問い合わせください !

今回ご紹介した工業用のガラスは、購入枚数で価格もお安くなりますので、お電話・お見積りフォームから、お気軽にお問い合わせください。