耐熱ガラスの選び方

耐熱ガラスといっても種類があり、それぞれ耐熱温度が異なります。このページでは、当店スタッフが実際にお客様のご利用シーンに合わせてご提案している、耐熱ガラスの選び方をご紹介します。
耐熱ガラスの一覧/耐熱温度別
まず、当店で取り扱っている耐熱ガラスはこちらです。
耐熱ガラス | 最大サイズ |
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耐熱温度200℃ 強化ガラス |
1600×2400ミリ 厚み:4、5、6、8、10、12、15、19ミリ |
耐熱温度500℃ テンパックス |
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耐熱温度290℃ テンパックス強化 |
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耐熱温度700℃ ネオセラム |
600×800ミリ 厚み:3、4、5ミリ ※600×800ミリ以上の場合は「ファイアライト」 |
耐熱温度700℃ ファイアライト |
900×2400ミリ 厚み:5、8ミリ ※厚み3、4ミリ以上の場合は「ネオセラム」 |
耐熱温度1000℃ 石英ガラス |
600×600ミリ 厚み:1、2、3、5、6、8、10、20ミリ |
耐熱温度1200℃ |
メーカー生産終了につき、現在は「石英ガラス」を提案中 300×300ミリ 厚み:3、5.5、8.5、10、12ミリ |

どういうときにどの耐熱ガラスを選べば良いか、お客様から当店によくご相談いただく内容を事例に選び方をご紹介しますね。
選び方① ガスコンロに使う耐熱ガラス

オススメ | 強化ガラス (200℃タイプ) |
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家庭用のガスコンロの場合に置く衝立などのガラスは、それほど熱が発生しないため、「強化ガラス(200℃タイプ)」で十分です。
選び方② 家庭用IHヒーターに使う耐熱ガラス

オススメ | 強化ガラス (200℃タイプ) |
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家庭用IHヒーターの場合に置く衝立などのガラスの場合も、それほど熱が発生しないため、「強化ガラス(200℃タイプ)」で十分です。
選び方③ ホットウォーマーに使う耐熱ガラス

オススメ | 強化ガラス (200℃タイプ) |
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高速のSAやコンビニなどでよく見かけるホットウォーマーについては、それほど熱を発しないため、「強化ガラス(200℃タイプ)」で十分です。
選び方④ 業務用コンロに使う耐熱ガラス

オススメ |
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業務用コンロについては、熱がこもる環境であれば「テンパックス(500℃タイプ)」、コンロとガラスの距離が離れており、熱がこもらないようであれば「強化ガラス(200℃タイプ)」をオススメします。
選び方⑤ 燻製器(スモーカー)の覗き窓に使う耐熱ガラス

オススメ | テンパックス (500℃タイプ) |
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燻製機(スモーカー)は、ネオセラム程の耐熱は必要ありませんが、熱がこもりやすいため、「テンパックス(500℃タイプ)」をオススメします。
選び方⑥ コーヒーの焙煎機に使う耐熱ガラス

オススメ | テンパックス (500℃タイプ) |
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業務用のコーヒーの焙煎機は、最高温度が200℃を超えてきますので、「テンパックス(500℃タイプ)」がオススメです。
選び方⑦ ハロゲンランプのカバーに使う耐熱ガラス

オススメ | テンパックス (500℃タイプ) |
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ハロゲンランプはランプ関係の中でも、熱を発しやすいため、「テンパックス(500℃タイプ)」がオススメです。
選び方⑧ 炭火を使った焼き場に使う耐熱ガラス

オススメ | ネオセラム (700℃タイプ) |
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炭火については、温度が非常に高くなりますので、直火がガラスに当たる環境なら、「ネオセラム(700℃タイプ)」を使うのがオススメです。
選び方⑨ ピザ窯の覗き窓に使う耐熱ガラス

オススメ | ネオセラム (700℃タイプ) |
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ピザ釜についても、同様に熱がこもりやすい設計になっていますので「ネオセラム(700℃タイプ)」を使ってください。
選び方⑩ 薪ストーブの覗き窓に使う耐熱ガラス

オススメ | ネオセラム (700℃タイプ) |
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薪ストーブについては500度以上の熱を発するものもあるため、「ネオセラム(700℃タイプ)」を使うことオススメします。
選び方⑪ 工業用の窯・炉の覗き窓に使う耐熱ガラス

オススメ | 石英ガラス (1000℃タイプ) |
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工業用の窯(炉)、焼却炉などは、1000℃近くの熱を発する場合もあるため、1番耐熱性のある「石英ガラス(1000℃タイプ)」を使いましょう。
耐熱ガラスのお客様の注文事例

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