アクリルの押出板・キャスト板の違いがわかる

アクリル板の押出板、キャスト板の違いは?

押出板・キャスト板では、製法が異なります。

押出製法(おしだしせいほう)によって作られたアクリル板を押出板、キャスト製法(きゃすとせいほう)によって作られたアクリル板をキャスト板といいます。

押出製法
アクリル板(押出製法)
粘土状のアクリル樹脂をローラーで押し出して作る
キャスト製法
アクリル板(キャスト製法)
2枚のガラス板を重ね合わせ、間にアクリル原料を流し込み、硬化させて作る

押出板とキャスト板の特徴の比較

押出板とキャスト板では、製法だけでなくアクリルの性能にも様々な違いがあります。

  押出板 キャスト板
メリット
  • 穴あけ、切削、折り曲げ等の加工がしやすい
  • 大量生産しやすいため、低価格
  • 板の厚みが一定でばらつきが少ない(板厚の精度が高い)
  • 溶剤接着がしやすい
  • 色の種類が豊富
  • 硬度が高く、反りにくい
  • クラック(ヒビ)が入りにくい
  • 大判サイズや板厚の厚い板が製造できる
  • 重合接着しやすい
デメリット
  • 硬度が低く、反りやすい
  • 溶剤や薬剤でクラック(ヒビ)が入りやすい
  • 厚みのばらつきが大きい
  • 押出板に比べ価格が高い
向いている
用途
  • ケース
  • 小物
  • 水槽
  • 屋外の看板
  押出板 キャスト板
メリット
  • 穴あけ、切削、折り曲げ等の加工がしやすい
  • 大量生産しやすいため、低価格
  • 板の厚みが一定でばらつきが少ない(板厚の精度が高い)
  • 溶剤接着がしやすい
  • 色の種類が豊富
  • 硬度が高く、反りにくい
  • クラック(ヒビ)が入りにくい
  • 大判サイズや板厚の厚い板が製造できる
  • 重合接着しやすい
デメリット
  • 硬度が低く、反りやすい
  • 溶剤や薬剤でクラック(ヒビ)が入りやすい
  • 厚みのばらつきが大きい
  • 押出板に比べ価格が高い
向いている
用途
  • ケース
  • 小物
  • 水槽
  • 屋外の看板

押出板・キャスト板のアクリルの購入はこちら

当店では、アクリル板の販売を行っております。

「押出板」と「キャスト板」両方を取り扱っていますので、お客様のご希望に合わせてご用意が可能です。ご希望の方は製法をご指定ください。

アクリル

ガラスよりも耐衝撃性に優れ、割れる危険が少ない安全な素材です。

透明度が高く厚みの種類も豊富なので、家具やドアなど様々な場所でご使用いただけます。

オーダーサイズでのカットはもちろん、穴あけや曲げなども対応しています。

商品ページを見る

アクリル

ガラスよりも耐衝撃性に優れ、割れる危険が少ない安全な素材です。

透明度が高く厚みの種類も豊富なので、家具やドアなど様々な場所でご使用いただけます。

オーダーサイズでのカットはもちろん、穴あけや曲げなども対応しています。

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