「強化ガラス」は「ガラスカッター」で切れるのか?実際に切ってみた

「強化ガラス」とは、透明ガラスに強化処理を施した耐圧性が高いガラスです。弊社ではお客様からよく「強化ガラスを切ることはできますか?」といったお問合せをいただきます。そこで今回は、実際に強化ガラスを切って検証してみることにしました!
この記事のポイント
- 強化ガラスは割れてしまうためお客様でのカットはできません
- 強化ガラスのご注文はご希望のサイズで1枚1枚注文してください
「強化ガラス」を切ってみた
今回は、「強化ガラス」との比較として「透明ガラス」も一緒に切っていきたいと思います。
- ガラスに傷を付ける
- ガラスを切る
1. ガラスに傷を付ける

2. ガラスを切る
ガラスを切っていきます。実際にはガラスを「切る」というよりも「割る」感覚。「ランニングプライヤー」という道具を用いてガラスを切っていきます。

「透明ガラス」の場合
まずは透明ガラスを切っていきます。

傷が付いたところに沿って、透明ガラスがパキッっと真っ二つに!

透明ガラスが綺麗に切れ、2枚のガラスになりました。
フロートガラス(普通透明ガラス)

フロートガラスとは、窓ガラスやガラス棚など、皆さんが一般的に目にするガラスのことです。
「強化ガラス」の場合
続いて強化ガラスはどうでしょうか。

強化ガラスは思いきり力を入れても切れる気配がありません。何度も力を入れ直して切ろうと粘りましたが、強化ガラスを切ることはできませんでした。強化ガラスが透明ガラスよりも約3~4倍の耐圧性がある証拠ですね。
補足 : 「強化ガラス」を割ってみた
単純に切ろうとしても切れなかった強化ガラス。今度はハンマー(※)を使って割ってみることにしました。その様子がこちら。
※ 強化ガラス専用の先が尖った特殊なハンマーを使用しています
ガラスが粉々に砕け散りましたね。

強化ガラスの特性上、深い傷が入るとこのように割れます。先ほど強化ガラスを切ろうとしましたが、万が一切れたとしてもこのようにガラスが粉々になってしまいます。
強化ガラス

「強化ガラス」をご検討の際はこちらまでご相談ください
今回の実験により強化ガラスを透明ガラスのように思い通りに切ることはできないことが判明しました。強化ガラスは耐圧性が高いため、力を入れても切れず、深い傷が入って切れたとしてもガラスが粉々に砕けてしまいます。
複数枚の強化ガラスの購入をご検討の際は、大きなサイズの強化ガラスを1枚購入してご自身で切るのではなく、適したサイズを1枚ずつ購入されることをお勧めします。当社では強化ガラスをオーダーサイズにて製作し販売しておりますので、強化ガラスの購入をご検討の際にはお気軽にご相談ください。
オーダーガラス板.comが選ばれる理由




