デザインガラスの「目合わせ加工」
家具の扉やドア窓など、様々な場所に使用されるおしゃれなデザインガラス。最近では、施主様よりデザインガラスを使用した家具や建具を希望されている、という建築会社様、工務店様も増えてきたようです。デザインガラスは、種類によっては柄の向きや並びが規則的になっていて、ガラスを複数枚並べて使用したいという場合は、統一感のあるきれいな仕上がりとなる「柄の目合わせ加工」をオススメしています。
今回は、そんなデザインガラスの「柄の目合わせ加工」について、実際に合ったお問い合わせを元に、漫画形式で分かりやすくご紹介いたします。
この記事のポイント
- 目合わせ加工とはガラスを複数枚並べて使用する場合に柄の向きや並びを揃える加工
- デザインガラスを使用した食器棚や収納棚には目合わせ加工がおすすめ
チェッカーガラスを使った食器棚を作りたい
お客様より「デザインガラスを使用した食器棚を製作したい」とお問い合わせがあり、「チェッカーガラス」を2枚ご注文いただきました。
並べての使用は「目合わせ加工」で!
今回のケースのように、デザインガラスを2枚並べて使用する場合は「目合わせ加工」がオススメです。目合わせ加工をしないと、ガラス同士の距離が近いほど模様のズレが目につき、見栄えもあまりよくありません。
より詳しく「目合わせ加工」についてご紹介
目合わせ加工は、複数枚のデザインガラスを横や縦に並べて使用する場合にオススメの加工オプションです。1枚のデザインガラス素板から、同じ大きさのガラスが2枚切り出せる場合のみ可能です。
そして「2枚の扉のうち1枚が割れてしまった」など、既存のガラスに合わせて目合わせ加工をすることも出来ません。割れ替えで目合わせを行いたい場合は、どちらのガラスも新しくご注文下さい。
実際に「目合わせ加工」を行った施工事例
目合わせ加工を行った場合のガラスの見栄えを、実際の施工写真でご覧ください。
チェッカーガラス・モールガラスの場合
こちらは、「チェッカーガラス」と「モールガラス」に目合わせ加工を行った施工事例です。左の写真ではチェッカーガラスを横並びに、右の写真ではモールガラスを縦並びに目合わせ加工いたしました。模様にズレがなく、キレイな仕上がりとなっていますね。
和紙ガラスの場合
こちらは、2種類の収納棚に「和紙ガラス 極」を使用した事例です。流れる水のような美しい模様が、木枠を挟んでしっかり繋がって見えます。
用途に合った加工オプションで美しく!
食器棚やドア窓で、ガラスを横・縦並びにして使用されたい方は、「目合わせ加工」がオススメです。目合わせ加工やその他の加工について、何かご不明な点がございましたら、0120-12-4466 まで、お気軽にお問い合わせ下さい。専門のスタッフが誠意をもって対応いたします。
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