建材トップランナー制度とは?複層ガラス、サッシに求められる断熱性能

建材トップランナー制度/サッシ・複層ガラスに求められる断熱性能

建材トップランナー制度とは

窓の構造 - ガラス(複層ガラス)とサッシ

住宅の断熱性能を向上させ、住宅のエネルギー消費を削減(地球温暖化の防止)すること、住民の健康に貢献するための制度です。そして、国が定めた基準を満たす建材は「トップランナー製品」と認定されます。

国は、この制度を設けることで、住宅の断熱性能が向上し、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住まいが実現していくことを狙っています。

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窓で対象になるのは「複層ガラス」と「サッシ」

窓は、住宅の断熱性能に大きな影響を与える建材の1つ。建材トップランナー制度では、窓の断熱性能も向上させることが目標の1つとされており、窓で対象になるのは「複層ガラス」と「サッシ」です。

複層ガラス・アルミサッシ

複層ガラス・アルミサッシ

複層ガラスと複合サッシ(アルミ・樹脂)

複層ガラスと複合サッシ(アルミ・樹脂)

複層ガラスと樹脂サッシ

複層ガラスと樹脂サッシ

複層ガラスと木製サッシ

複層ガラスと木製サッシ

2030年以降に新築される住宅では、サッシと複層ガラスを組み合わせた窓の熱貫流率2.08」が目標基準値とされています。ここから逆算し、サッシおよび複層ガラスの熱貫流率の目標値が、次のように定められています。

区分 2030年度
目表基準値
W/(㎡・K)
サッシ 引き違い 2.16
縦すべり出し 2.06
横すべり出し 2.04
FIX 1.87
上げ下げ 2.30
複層ガラス 1.67

窓の断熱性能を表す「熱貫流率」

窓・ガラス・サッシの断熱性能を表す「熱貫流率」

窓の省エネ性能は「熱貫流率(U値)」という数値を基本に考えます。窓のU値は、建物内外において、窓を通じてどれくらいの熱が伝わるか表し、数値が小さいほど断熱性能が高くなります。

当社の複層ガラスのラインナップ

当社で取り扱っている複層ガラスの一覧です。こちらに載っていないオーダーメイドも行っていますので、遠慮なくご相談くださいませ。

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