内窓インプラスの防音性能/遮音効果を高めるガラスの選び方

内窓「インプラス」の防音性能

内窓「インプラス」の防音性能/防音効果をさらに高めるガラスの選び方

当ページでは、内窓「インプラス」の防音性能と、防音性能の高め方のコツを解説します。インプラスにカスタマイズできるガラスの種類を、他のインプラス販売店よりも圧倒的に取り揃えていますので、ご相談も大歓迎です。

こちらの動画、またはその解説を図解と文面でまとめていますので、ご覧ください。

インプラスを設置したときの防音効果

まず、音の強弱を比較する際には、「dB(デシベル)」という単位の数値が用いられます。dBが大きければうるさくdBが小さければ静かということになります。

一般的に人が不快に感じる音域は、60dBを超えてきたとき。これは、常に人が周りにいる環境や、電車など大きな騒音が常に聞こえるような環境になります。

内窓で音を10dB軽減したときの目安 - 聞こえる音の大きさは1/3になる

こちらの図を見ると、10dB半減するだけで聞こえる音の目安がガラリと変わるのがわかると思います。このdBのマイナス幅が大きいほど防音効果が高いということです。

どういった音をどれくらい遮ることができるのか分かりやすいように、3つの比較軸でまとめてみました。

  • 比較軸① 外からの音をどれだけ防音できるか
  • 比較軸② 室内からの音をどれくらい
  • 比較軸③ 音楽の音で比べるとどうか

防音の比較① 外からの音をどれだけ防音できる?

一般的な「外窓のみ」だと-25dB程度といわれますが、「外窓 + インプラス」の場合だと-40dB程度の防音効果が見込まれます。もちろん、インプラスに使うガラスの種類にもよりますが、防音効果の差は明らかですね。

「外窓のみ」と「外窓 + インプラス」の防音効果の比較(目安) - 外からの音の遮音例

防音の比較② 室内からの音をどれだけ防音できる?

防音を考えられている方には、外からの音だけではなく、室内からの音が漏れるのを気にされる方もいます。

「外窓のみ」と「外窓 + インプラス」の防音効果の比較(目安) - 室内からの音の遮音例

防音の比較③ 音楽の音はどれだけ遮られる?

楽器の音がどれくらい遮られるかも見てみましょう。ギターやフルートの音は響きますが、インプラスの場合だと、静かな公園と同程度まで遮音できるということになりますね。

「外窓のみ」と「外窓 + インプラス」の防音効果の比較(目安) - 音楽・楽器別の音の遮音例

インプラスの構造と防音メカニズム

一般的なサッシで音が侵入してくるイメージ図

一般的なサッシは、25dBほど遮音できると言われていますが、サッシには、窓をスムーズに開け閉めするために隙間が設けてあり、この隙間が家の内側と外側との音の通り道になります。

この隙間から、家の近くを通る電車や車の走行音、工事現場や工場の音、学校のチャイム音など大きな音が外から侵入します。

内窓が防音効果があるメカニズム

インプラスは、このサッシの隙間からの音の侵入を防ぐため、外窓だけではカバーしきれない防音機能を付け加えた防音メカニズムになっています。

インプラスでより防音効果を高めるコツ

防音効果が発揮できるガラスとして、下記の図のように「音響透過損失(dB)」の値が大きいものが、より防音性能が良いものになります。

「外窓のみ」と「外窓 + 内窓」の場合でのガラス別の防音性能の比較図

防音効果の高いものを気軽にお選びいただけるよう、お客様のご予算に合わせて柔軟に選べるコツが2つあります。

防音効果を高めるコツ
  • ① 外窓と内窓の間隔を広くする
  • ② 防音に強い構造のガラスを選ぶ

①外窓と内窓の間隔を広くする

元々設置されている外窓と、これから設置する内窓(インプラス)の設置後に出来る距離(空気層)があると防音性能が高まります。

外窓に内窓をつけるイメージ
内窓の構成 防音性能
外窓のガラス 3ミリ
+
間隔 50ミリ
+
内窓のガラス 6ミリ
30dB
相当
外窓のガラス 3ミリ
+
間隔 100ミリ
+
内窓のガラス 6ミリ
35dB
相当

ただし、設置箇所によっては構造上の理由で内窓と外窓との間を物理的に離すことができない場合もあります。その場合は、厚みのあるガラスにすることで防音性能を高められます。

②防音に強い構造のガラスを選ぶ

内窓の防音効果を高めてくれるガラスの選び方の結論がこちら。外窓か内窓よりも、外窓・内窓どちらのガラスも検討されると、より高い防音効果が得られます。

防音に強いガラスの選び方
  • 防音ガラス以外の単板ならガラスの厚みを厚くする
  • 防音合わせガラスを選ぶ
  • ペアのガラス同士の厚みが異なる複層ガラスを選ぶ
  • 防音ガラスが入った複層ガラスを選ぶ

ガラスは基本的に厚みがある方が遮音性能が高くなります。ただし「単純にガラスが厚ければ良い」わけではなく、ガラスが単板か複層かで状況が変わります。

厚めの単板ガラスにする
防音ガラス以外の単板ならガラスの厚みを厚くする
防音合わせガラスにする
防音合わせガラスを選ぶ
異厚複層ガラスにする
ペアのガラス同士の厚みが異なる複層ガラスを選ぶ異厚複層
防音ペアガラスにする
防音ガラスが入った複層ガラスを選ぶ

また、音には「低中音域」と「中高音域」があり、音域やガラスの構成によって防音の具合が変わります。

イメージしやすい例として、街中を歩いているときに走行中の車音楽の重低音だけ聞こえてくること、ありませんか?これは高音域の音は遮られているものの、低音域が遮られずに透過してしまっている状態なんです。

そして、1枚の「単板ガラス」と2枚以上のガラスで構成される「複層ガラス」では、低中音域の防音性能が異なってきます。

複層ガラスで生じる低中音域の音でのガラス同士の共鳴「低音域共鳴透過」 - 防音効果が低下する現象

複層ガラスの場合、ガラス同士の間にとても狭い空間がありますが、低中音域の音はこの密閉された中の空気をバネとして、ガラス同士が共鳴を起こしてしまうことがあり、著しく防音性能が低下することがあります。

この現象を「低音域共鳴透過」と呼び、これが、単純にガラス製品が厚ければ良いわけではない理由になります。

こちらの図のように、厚みが10ミリの単板ガラスと、22ミリの複層ガラスを比べたとき、製品として厚いのは複層ガラスですが、中低音域になると、ペアガラスのほうが防音性能が低いとわかりますよね。

1枚・単板ガラスと複層ガラスの防音性能の比較図

複層ガラスでこの低音域共鳴透過を防ぐためには、こちらが有効です。

防音に強いガラスの選び方
  • 防音ガラス以外の単板ならガラスの厚みを厚くする
  • 防音合わせガラスを選ぶ
  • ペアのガラス同士の厚みが異なる複層ガラスを選ぶ
  • 防音ガラスが入った複層ガラスを選ぶ

防音ガラスが入った製品が、低音域共鳴透過を防ぐことができて効果的です。

防音のみ?防音+α?目的で変わるインプラスのガラス選び

防音の他にも、断熱、防犯、お家の中を隠すプライバシー保護目的など、お家の中でのお困りごとを解決できるのもインプラスの魅力です。当社では、インプラスに選べるガラス280種類以上オーダーメイドもできるので、他社と比べると種類は圧倒的に多いです。

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