Low-Eガラスと通常のペアガラスの見え方/比較
複層ガラスは、2枚以上のガラスがそれぞれ「中空層」と呼ばれる空間を保ち構成されるガラス製品です。そのガラスの組み合わせや、中空層の厚み、中空層の中の気体の有無・種類などによって、バリエーションが無数にあります。
その複層ガラスの中の1つが「Low-E複層ガラス」で、通常の複層ガラスのガラス面に特殊な金属膜をコーティングし、断熱性能、遮熱性能を高めたもの。
ガラス面に金属膜がコーティングされているので、当社にはお客様から「Low-Eガラスは、通常の複層ガラスとどれくらい色が違いますか?」といったご相談をいただくことがあります。こちらのページで見え方の違いをお写真で見比べられますので、ご覧ください。
① ガラスと被写体を10センチ離す場合
まずはガラスとコップを10センチだけ離した場合で、単板ガラス、複層ガラス、Low-E複層ガラス、それぞれのガラス越しの見え方を見比べてみましょう。
② ガラスと被写体を30センチ離す場合
続いて、ガラスとコップとの距離を30センチにした場合で、単板ガラス、複層ガラス、Low-E複層ガラス越しの見え方を比較したものがこちら。
Low-E複層ガラスの光の通し方の比較
続いて、「照度計」という「光をどのくらい通すか」を数値化できるツールを使って、単板ガラス、複層ガラス、Low-E複層ガラスを比較してみました。
「ガラスが無い場合」「単板ガラスの場合」「複層ガラスの場合」「Low-E複層ガラスの場合」それぞれの光量の比較がこちらです。
Low-E複層ガラスにすると色味が変わらないか心配される方もいますが、見え方に大差はないので、当社としては今後の断熱窓の普及や高断熱費の高騰といった状況も見て、Low-E複層ガラスにされたほうが良いとお客様に提案させていただいております。
当社の複層ガラスラインナップ
当社で取り扱っている複層ガラスのラインナップです。こちらに載っていないオーダーメイドも行っていますので、遠慮なくご相談くださいませ。
複層ガラスの関連ページ
複層ガラスのことは、他にもこちらのページでもご覧いただけます。お客様からご相談をいただくことを解説していますので、ご覧ください。