パイレックス(耐熱ガラス)とは
パイレックスは、最高使用温度490度の耐熱ガラスです。アメリカのコーニング社で生産・販売されていましたが、現在はメーカー廃盤となっています。
石英ガラスが変形・軟化を起こし始める温度を下げ、なるべく膨張を小さく保つため、酸化ホウ素を加えたものを「珪ホウ酸ガラス」と呼び、その代表が「パイレックスガラス」です。軟化する温度が低いため、ガラス細工が容易なガラスでもあります。
主な使用場所
急加熱、急冷却にも耐えるので理科や化学の実験用の容器・道具として非常に優れています。
実際、パイレックスは理科の実験用のビーカーや、ガラス製理化学機器、ガラスポットなどの耐熱調理器具の材料などに広く用いられています。