カビ・汚れを防いで面倒な窓掃除をラクに済ませる。窓を清潔に保てるガラスとは。
面倒で、できればやりたくないのが窓掃除。つい後回しにしてしまい、年末にまとめて取り掛かる方も多いのではないでしょうか。
カビや雨風による汚れなど、放っておくとやっかいな窓掃除ですが「掃除がなかなかできなくても窓を清潔に保てる方法」があれば知りたくありませんか?
今回は、窓に嵌め込むだけで清潔に保てる、2種類の窓ガラスをご紹介します。
室内面のカビや細菌を99%以上減少させる
室内側にできるカビが気になる方は「抗菌ガラス」がおすすめです。
「抗菌ガラス」は、屋外・屋内の光が当たることで、ガラス表面のカビや細菌を減少させるガラスです。抗菌・抗ウイルスに効果のある化合物と、有機物を分解する光触媒の相乗効果により、ガラス面に付着するウイルスや菌を99%以上低減します。
効果を発揮する菌やウイルスの例として、黒カビやインフルエンザウイルスが挙げられます。抗菌ガラスはこれらの見えない有害物質の活動を抑制し、家の衛生を保ってくれます。窓ガラスをべたべたと触ってしまう、小さなお子様がいるご家庭も安心できる住環境をつくります。
結露を防いで汚れの元をつくらない
そもそも窓ガラスのカビは、窓ガラスの結露が原因となって発生するもの。結露防止効果のある断熱性能の高い窓ガラスに替えることで、結露とカビの発生を抑えられます。
断熱性能の高い窓ガラスなら、「ペアガラス(複層ガラス)」がおすすめです。
「ペアガラス(複層ガラス)」は、図のようにガラスとガラスの間に空気層を作ることで、外からの寒い空気を遮断。断熱性能や結露防止効果を高めるガラスです。
窓の大きな悩みである結露と、それに伴うお掃除の時間を軽減します。