網入りガラスで切断加工2種の仕上がりを比較!
ガラスの切断方法には「切断機加工」と「ウォータージェット加工」の2種類あります。今回はその2種を、内側にワイヤーが入っている「網入りガラス」に施し、仕上がり具合を比較していきます。
この記事のポイント
- ガラスの切断方法は「切断機加工」と「ウォータージェット加工」の2種類
- ウォータージェット加工の方が断面まで綺麗にカットできる
切断機加工だと断面が…
まず、切断機を使用して切断した網入りガラスを見ていきましょう。
写真をご覧ください。網入りガラスを通常の切断機でカットしますと、切断面周りに「カケ」が出てしまうことがあります。また、断面もガタガタになってしまうようです。これでは見栄えが良くありません。
窓枠に嵌め込んで使用される場合など、断面が隠れてしまう時はこれでも問題ありませんが、テーブルトップなど、断面が目立つ場所で使用される場合は、断面がこのようなな仕上がりだと気になってしまいますよね。
ウォータージェット加工なら断面もキレイ!
続いて、ウォータージェットで切断した網入りガラスを見ていきましょう。
「ウォータージェット加工」は高圧で噴射する水を利用する、ガラスの切断方法です。写真の通り、切断機加工と違い「カケ」が見られません。断面の質感もなだらかで、仕上がりの差は歴然です。
網入りガラスの切断はウォータージェットで!
網入りガラスを、断面が目立つような用途で使用される場合、また、切断面をキレイに加工されたい場合は、ご注文の際に「ウォータージェット加工」をご指定下さい。
今回は「切断機加工」と「ウォータージェット加工」をご紹介しましたが、それ以外にどんな加工方法が良いかご不明な時は、使用用途を添えてお気軽にお問い合わせください。弊社オペレーターが使用用途に合わせたオススメの加工方法をご案内いたします。
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網入りガラス
網入りガラスとは、ガラスの中にワイヤー(網)が入ったガラスです。火災時に、割れたガラスの破片が飛び散ることを防止するため「防火設備用ガラス」とも呼ばれています。